空気調和・衛生工学会 論文集
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ビジネスホテルにおけるエネルギー・環境負荷低減 : 第2報-春期・夏期における客室内の消費電力の現状分析
岩渕 善美村上 裕子東野 達笠原 三紀夫
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2005 年 30 巻 97 号 p. 23-30

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抄録
本研究では,ビジネスホテルを対象に客室内全体と各電気機器の時間帯別の消費電力状態を明らかにすることを目的に,ビジネスホテルの2客室を調査対象として自動計測システムを用いて春期・夏期の各電気機器の計測を行った。稼働客室の1部屋1日あたりの消費電力量は,春期(4月〜6月)が3,426Wh,夏期(7月〜9月)が5,920Whであり,客室全体の消費電力量におけるエアコンの占める割合は,5月が18%,9月が58%であることが明らかになった。また,空き客室における1部屋1日あたりの消費電力量は,3月が1,043Whと最も低く,8月が最も高く2,068Whであった。
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© 2005 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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