空気調和・衛生工学会 論文集
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技術論文
省エネ基準適合性判定プログラムの入力データを活用した空調熱源・搬送システム設計仕様の実態分析
宮田 征門
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2021 年 46 巻 291 号 p. 39-46

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抄録

省エネルギー基準への適合性を判定する方法のうち、設計仕様の入力を詳細に行う評価法である「標準入力法」で評価された非住宅建築物(計1,407棟)を対象として、省エネルギー基準の適合性判定プログラム(Webプログラム)に入力された情報をプログラム利用者の許諾のもとで収集し、空調熱源・搬送システムの設計仕様を分析した。具体的には、空調機群の空気搬送システム定格効率、変風量制御の採用率や最小風量比、二次ポンプ群の設計温度差や水搬送システム定格効率、台数制御や変流量制御の採用率、一次ポンプの水搬送定格効率、冷却塔ファンの空気搬送定格効率、冷却水ポンプの水搬送定格効率について、その平均値や分布を明らかにした。

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© 2021, The Society of Heating, Air-Conditioning and Sanitary Engineers of Japan
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