主催: 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
本研究は小売店舗を対象として,エネルギー消費原単位の分析や管理において用いることができる業態分類を開発することを目的として業態分類の提案,業態分類別のエネルギー消費原単位平均値の比較を行った。業態分類は商業統計による業態区分,規模により分類した。開発した業態分類は14種であり,業態間に統計的に有意な差異が認められなかった組み合わせは,標準総合店舗と大型総合店舗,標準総合店舗と標準百貨店,大型総合店舗と大型百貨店,大型総合店舗と標準百貨店であり,そのほかの業態では有意な差異が認められた。