空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
Online ISSN : 2424-2179
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平成26年度大会(秋田)学術講演論文集 第2巻 蓄熱・熱源システム 編
セッションID: B-19
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コージェネレーションシステムを導入した既存建物のエネルギー有効利用に向けた研究 (第3報)改修後の電力使用実績と受電特性
*木村 能久大海 元嗣浅川 伸一郎枡川 依士夫阿部 晃之
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抄録

本報では,改修後,新設CGSが稼動してからの建物電力使用実績を報告すると共に,その実績から確認された建物運用上の課題として,建物全体の受電特性について述べる。新設CGSが計画通り発電していることを確認した。結果,供給電力のうち発電機の発電量の比率は期間積算値で改修前の11.2%から改修後は24.7%となった。また,改修後,建物の使用状況の変化により電力需要が減少した。これより受電量の最大は平日の昼間から夜間・休日へシフトした。

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© 2014 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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