潜熱顕熱分離空調を対象としたアルミ顕熱交換器と空冷PACで構成された変風量型外気処理システムを開発し、除湿性能,省エネ性能および換気性状について検証を行った。夏期除湿時の運用検証の結果、6.2〜8.6g/kg’の低湿空気を、システムCOP5.5〜7.8と高効率に供給し、室内湿度を適正に維持することを確認した。さらにCO2制御を併用することで、COPの向上が見込めるシステムであることも確認した。また、小風量時に懸念される空気齢の悪化などの換気上の問題を、独自構造をもつ天井放射パネルとの組合せにより解決した。