地球環境問題が社会で取り上げられる中、住宅における自然エネルギーの利用による一次エネルギー消費量の削減が期待されている。近年、一般家庭で多く普及されているのは太陽光発電パネルであるが、太陽光発電システムより、コストパフォーマンスの高い太陽集熱器の存在価値が未だあると思われる。特に太陽熱を給湯利用及び床暖房システムと連成させることにより、さらにシステム効率が高まることが期待されている。本研究では、2つの手法に基づいて2つのシステム構築し、冬期におけるガス熱源機の一次エネルギー消費量で比較を行った。