主催: 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
省エネルギーで安価な臭気除去法として、消・脱臭剤の噴霧が期待されるが、明確な手法は確立されておらず、効率的な運用にはミスト粒子の挙動の把握が不可欠である。既報では、現在広く用いられている空円錐型一流体ノズルについて、ミスト流量分布などの測定結果から噴霧流性状の数値解析モデルを構築した。しかしながら、粒径分布の把握が十分になされておらず、単一粒径のみを噴霧するモデルとなっている。そこで本報では、噴霧流中の詳細な粒径分布の測定を行った結果を報告する。