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西田 敏宏, 山中 俊夫, 甲谷 寿史, 桃井 良尚, 相良 和伸, 鈴木 克治
セッションID: C-55
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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省エネルギーで安価な臭気除去法として、消・脱臭剤の噴霧が期待されるが、明確な手法は確立されておらず、効率的な運用にはミスト粒子の挙動の把握が不可欠である。既報では、現在広く用いられている空円錐型一流体ノズルについて、ミスト流量分布などの測定結果から噴霧流性状の数値解析モデルを構築した。しかしながら、粒径分布の把握が十分になされておらず、単一粒径のみを噴霧するモデルとなっている。そこで本報では、噴霧流中の詳細な粒径分布の測定を行った結果を報告する。
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鈴木 克治, 山中 俊夫, 甲谷 寿史, 桃井 良尚, 相良 和伸, 西田 敏宏
セッションID: C-56
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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In this paper the measurement results of deodrant experiments using one-fluid sparay nozzle and weakly acid hypochlorous acid solution as a deodrant material will be reported and the damping behavior of the odor naterial will be clarified.
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イム ウンス, 伊藤 一秀
セッションID: C-57
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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筆者らは大規模NBC災害時を想定した迅速対応可能な除染システムとして,産業用エアーシャワーを改良した風除染システムを提案し,基礎技術の開発に取り組んできた.開発したプロトタイプ風除染システムの有効性は確認したものの,現時点で可搬性への課題が残っている.そこで本研究では,小さくて持ち運びの簡単なエアガンに着目し,ホット・ゾーンでも除染にも適用可能で,且つ局所部位の除染に特化した簡易型風除染装置の開発を目的とする.
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一條 佑介, 野崎 淳夫, 成田 泰章, 香川 謙吉
セッションID: C-58
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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本研究では、国と県による福島県各地の大気浮遊放射性物質濃度の測定結果との比較検討を交え、須賀川市の調査結果について報告する。 長期間の大気浮遊粉じんの放射能濃度の実測調査を行った結果、大気中の放射性物質はCs-134,137であり、大気放射能濃度に換算すると0.01〜0.1 mBq/㎥程度で推移した。また、ICRPの勧告では一般公衆が1年間に受ける放射線量は、自然由来の放射線を除いて1 mSvとされている。原発事故から約1.5〜3.5年ほど経過した福島県中通り地方の須賀川市では、呼吸活動による暴露量は7500分の1程度を示した。
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柳 宇, 鍵 直樹, 東 賢一, 金 勲, 志摩 輝治, 大澤 元毅
セッションID: C-59
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
会議録・要旨集
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省エネと室内空気質の両立の視点から採用されているCO2濃度検知による換気量制御の実態に関する調査を行い,空調方式別の室内CO2濃度の実態解明を図ると同時に,その換気量制御のあり方について考察を行った。 (1)オフィスビルの一人当たりの気積が大きいことにより室内CO2濃度は定常濃度にならず,執務時間帯では常に低く抑えられている。 (2)室内CO2濃度の瞬時値ではなく,その平均値を関連基準値以下に制御することで室内空気質の確保と省エネの両立が図られる。
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市川 真帆, 尾方 壮行, 飯嶋 美希, 堤 仁美, 田辺 新一, 堀 賢
セッションID: C-60
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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感染者の咳による飛沫・飛沫核にはウイルス等の病原体が含まれ、咳は感染症を媒介する一因であると言える。咳による感染は主に飛沫・接触・空気の3つの経路に分類され、経路別に感染リスクは検討されていた。一方、感染リスクを同一条件下で行い相互関係を検討した研究は少ない。本研究では感染経路別に同一の湿度条件下で影響を評価することを目的として、咳飛沫の伝播特性を把握するための飛沫附着量と飛沫核吸入量に関する2種類の実験を行った。
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山口 一, 冨岡 一之
セッションID: C-61
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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最近、新型インフルエンザやSARSなどのパンデミックや、医薬品や食品の生産施設での微生物対策が求められいる。我々は既に代表的な条件で、グラム陽性菌である黄色ブドウ球菌とグラム陰性菌である大腸菌を用いて実大試験を実施し、気流解析モデル(CFD)による様々な条件下での薬剤効果を予測できる手法を開発してきた。本稿では更なる知見を高めるため、塩素系薬剤での殺菌効果を、薬剤耐性の高い枯草菌の芽胞を中心に、黄色ブドウ球菌、大腸菌および緑膿菌を含めた4 種類の指標菌を用いて実大実験にて検証した。
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与謝 国平, 四本 瑞世, 緒方 浩基
セッションID: C-62
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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過酸化水素除染における菌の死滅率は、相対湿度に大きく影響を受ける。しかし、空調設備に加湿装置をもたない製造ラインがあり、冬季湿度が低下する場合がある。バリデーション時、冬季の低湿度を考慮して過酸化水素水投入量を決める必要がある。しかし、この投入量は相対湿度の高い夏季では過剰になり、建材への腐食が懸念される。本研究では、低湿度の場合過酸化水素水の投入に先立って加湿を行い、過酸化水素水の投入量を削減し、建材腐食の低減を図った。
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高橋 雄大, 加藤 信介, 柳 宇, 永野 秀明
セッションID: C-63
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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初めに感染リスクを評価する真菌、細菌、ウイルスが構成する微生物叢4)(マイクロバイオーム)の実態を把握するためのサンプリング手法について遺伝子解析により検討した。既報1)では約4%という採取成功率で、各条件(サンプル放置時間、拭き取り回数、スワブ種類)における問題点を究明することはできなかった。そこで課題となった乳酸菌の芽胞形成については発酵乳を使用することで改善し実験を行った。
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姜 允敬, 長野 克則
セッションID: C-64
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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The microbial contamination in the ventilation system and the indoor air quality were evaluated in the underground shopping mall, Sapporo. The energy consumption of the shopping mall was investigated for five years from 2010 to 2014. Airborne microbial contaminations in the shopping mall were measured during summer and winter on weekdays and weekend-days. Species of the airborne bacteria was identified by the 16S rDNA sequence analysis.
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長谷川 兼一, 金澤 伸浩, 藤 晋一, 福島 淳, 岡野 桂樹
セッションID: C-65
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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筆者らは住宅におけるダンプネスの評価法を提案しているが,観察者の主観に基づく評価であるため,その妥当性を検証する必要ある。既に,温湿度や結露量,MVOC等の各種物理量とダンプネスの評価法による評価値との比較を試みている。本報は,その一環として,微生物に対するDNA解析技術の適用可能性を検討した結果を示すが,微生物群種を網羅的に解析するRISA法の有効性の一端を示すとともに,ダンプネスの評価法の妥当性を支援する傾向を把握した。
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福森 幹太, 佐々木 賢知, 岩崎 守顕, 島田 大介
セッションID: C-66
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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機械加工工場では、製品品質の維持、向上と工具類の冷却等のため、多量の切削油を使用している。切削油が加工時に飛散、加工熱により蒸発・再凝縮することによりオイルミストが発生している。オイルミストの弊害は、人体、設備、環境など多岐に及び、安全・快適な職場環境、工場周辺の自然環境の面から対策が必要とされている。本報では、捕集方式の異なる3種類のオイルミストコレクタの捕集効率を実験的に確認し、報告する。
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岩崎 守顕, 佐々木 賢知, 福森 幹太
セッションID: C-67
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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機械加工工場では、製品品質の維持、向上と工具類の冷却等のため、多量の切削油を使用している。切削油が加工時に飛散、加工熱により蒸発・再凝縮することによりオイルミストが発生している。オイルミストの弊害は、人体、設備、環境など多岐に及び、安全・快適な職場環境、工場周辺の自然環境の面から対策が必要とされている。本報では、フィルタ部での圧力損失を増加させずに捕集効率を向上させる回転式フィルタの性能試験と理論式を用いた解析に関して報告する。
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野崎 淳夫, 成田 泰章, 石井 洋介, 佐久間 俊樹
セッションID: C-68
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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本研究では新型空気清浄機の汚染物質除去性能をGB/T 18801-2008に準拠し・明らかにする。 結果として、1)新開発の空気清浄機について、VOCs、アンモニアと硫化水素除去性能をチャンバー試験により求めた。機器の相当換気量はVOCsで150m3/h、アンモニアで61.6 m3/h、硫化水素で200 m3/hを示し、高い除去性能が家訓された。また、2) ミストウォッシュ機構を作動させると、ホルムアルデヒド、VOC、アンモニア、硫化水素とアセトアルデヒドなど臭気物質除去性能がさらに向上した。
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中岡 将士, 新村 浩一, 植村 聡, 中澤 賢, 森 由紀夫
セッションID: C-69
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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再生医療の細胞加工施設において、作業操作性を維持しつつ清浄環境を構築する開放型CPCに着目し、ヒト細胞の加工に多く用いられる安全キャビネットの前面作業域の気流改善を行なうことで、局所的に清浄化させる手法を考案した。 ビニールシートで簡易的に囲うことで効率的に清浄空気を供給することができるため、安全キャビネットの前面作業域の塵埃濃度が約1/300に低減した。 以上より気流改善手法による局所清浄化能力を明らかにした
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滝口 陽介, 海老根 猛
セッションID: C-70
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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ホルムアルデヒドガス残留の対策として既存設備を最大限利用した方法を検討し、その実現の可能性について実験を行った。加熱、加湿、冷却除湿を同時に行い、室温上昇により吸着ホルムアルデヒドの再発散の促進を行うと共に、冷却コイルフィンの結露水でホルムアルデヒドを溶解除去することで、燻蒸後における室内濃度の早期低減に貢献できるシステムになる可能性がある。なお、再発散促進とホルムアルデヒド除去のいずれについてもチャンバ実験により有効であることを確認した。
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五島 洋二郎, 村上 栄造, 大久保 豊晴
セッションID: C-71
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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医療機器工場の塗布作業では恒温恒湿クリーンルームにおいてジクロロメタンを扱う。環境改善として大風量の外気を供給する空調方式があるが、空調機の大型化による設備コストの上昇などの課題がある。そこで、ジクロロメタンの室内発散を抑制する局所排気フードを設けて排気量を減少させ、それに伴う外気量減少で室内の空気清浄度が低下しないように室内空気を循環処理するファンフィルタユニットを併設した。その結果、空気清浄度ISO Class 7、作業環境第1管理区分を達成した。
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西岡 芙実, 鍵 直樹, 大澤 元毅, 柳 宇, 東 賢一, 長谷川 兼一, 金 勲
セッションID: C-72
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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室内のダンプネスの影響を明らかにするために、2014年から2015年にかけて浸水住宅の実測調査を行い、浸水による室内空気質への影響を調査した。その結果、浸水住宅ではVOC濃度が高い傾向が見られた。この原因を明らかにするために建材発生試験を行い、高湿度や浸水が木質建材から発生するVOCに与える影響を調査した。水溶性VOCでは水の蒸発量増加が発生速度の増大に寄与し、非水溶性VOCでは建材の含水率増加が発生速度の増大に寄与することが示唆された。
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野口 美由貴, 山崎 章弘
セッションID: C-73
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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市販されている高分子樹脂数種についてパッシブフラックスサンプラー(PFS)を用いて、熱劣化(25℃、50℃、75℃)および太陽光劣化によるVOCs、SVOCsの放散速度測定を行った。PVCシートでは、分子量の比較的小さいVOCsについては、放散速度は、温度上昇にともない増すものの経過日数とともに著しく減少するのに対し、高分子量のSVOCsでは、温度上昇にともない放散速度が著しく増加し、日数が経過しても減少しなかった。太陽光劣化では、熱劣化と比較して、含酸素物質の放散が増加することが認められた。
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鍵 直樹, 湯田 賢宗, 柳 宇, 笠原 万起子, 水出 喜太郎
セッションID: C-74
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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美術館の展示収蔵環境では、建材由来と考えられるアンモニア、ギ酸、酢酸等の空気汚染による文化財の劣化が問題となっている。こうした汚染物質に対して文化財保護のためにガイドラインが設けられているが、特に新築美術館では建材由来の汚染物質発生量が多く,浮遊真菌、浮遊粉じん等も文化財の劣化に関わる汚染物質とされる。本研究では、新築美術館における室内空気質の実態把握を目的とし、新築美術館の室内空気質の実測調査を行った。
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飯泉 元気, 小峯 裕己, 木村 洋
セッションID: C-75
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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本研究は機器分析による建材由来の室内のにおいの測定・評価手法を確立することを目的とする。本報告では、天然木由来の香りを積極的に放散させることで快適な香り環境を形成することを目的として検討を行った。居住者が快適と感じる香り環境の形成に必要な換気回数と試料設置率の比を推定する方法を提案し、提案した推定方法が妥当であるか、居室大の実大模型実験に基づいて検証した。
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高塚 威, 宮川 裕司, 柳沢 昌行
セッションID: C-76
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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空間に拡散する油脂に起因する汚れや臭気低減のため、付着油脂洗浄を目的とし、アルカリ性電解水による油脂洗浄の効果を評価した。オリーブオイルを基材とし、これに臭気物質や微生物を加え精製し、重量、ATP、ニオイを評価した。臭気物質に、カレーとブルーチーズを選らんだ。アルカリ性電解水が水よりも洗浄力が高くなることを定量的に示した。加圧洗浄及び電解水の組合せにより洗浄効率は99.9%となった。加えてニオイの低減効果も評価した。
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清水 一功, 永坂 茂之, 高塚 威, 張 江, 藪田 光教
セッションID: C-77
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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最近では、不特定多数の人が利用するトイレにも快適性が求められており、空調設備の導入が進んでいる。設備費やエネルギー増加を抑制するためには、換気回数の低減を図ることが必要であると考え、我々は、トイレ内の臭気発生源の場所と量を推定し、鼻の位置における臭気強度を基準とした換気回数を設定した。本報では、床から発生させたアンモニアに対する臭気評価試験の結果報告、換気回数を低減するためのトイレ環境整備の考え方とその一例を提案する。
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竹村 明久
セッションID: C-78
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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「香害」が一般的になり、芳香の適切な濃度での使用が求められるようになったが、濃度と評価との関係が明らかになっていないため、それは不可能な現状にある。本研究では、濃度をパラメータとして3種のアロマ精油の強さ、快不快、許容の可否について被験者実験から把握し、悪臭の研究例と比較しながら芳香の濃度-評価関係を把握することを目的とする。
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竹内 慎, 山中 俊夫, 竹村 明久, 甲谷 寿史, 桃井 良尚, 相良 和伸
セッションID: C-79
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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本研究では、嗅覚順応過程における嗅感覚の変化を定量的に把握することを目的とする。本報では、クロスモダリティマッチングという異なる感覚間で主観的に感覚量を一致させる評価方法に着目し、臭気強度を言語評定尺度、線分長尺度、数の大きさを用いて評価するME法、音の高さ、音の大きさを用いて評価させる臭気曝露実験を行った。その結果より各評価方法の傾向が確認できた。しかし、いずれの評価方法でも個人差が見られた。
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池田 馨, 山中 俊夫, 竹村 明久, 甲谷 寿史, 桃井 良尚, 相良 和伸
セッションID: C-80
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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多くの人間が在室する部屋で入室時に室内空気質を不快に感じることがある。換気は体臭除去に効果的な手法であるが、換気量が過剰であれば無駄なエネルギー消費が生じる。本研究は適切な換気量を設定するため、体臭などの空気汚染質評価を行うことを目的としている。本報では、在室者を汚染源とする室内空気の臭気濃度を体臭コントロール有りと無しの2条件で測定した結果を報告する。また各希釈倍数における臭気強度評価についても考察を行い、試料の定量分析により空気中に含まれる成分を同定した。
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藤本 侑佑, 堀江 昌朗, 竹村 明久
セッションID: C-81
発行日: 2016年
公開日: 2017/10/31
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三点比較式臭袋法における測定法の信頼性に関する懸念点のうち,袋内臭気の濃度と被験者が吸入する濃度の差異については,検証が十分に行われてこなかった.本報では,実験に基づく吸引量から実施した,数値流体力学を用いたパネルの吸引濃度予測と,パネルの吸引方法の工夫によるパネル吸引濃度の改良提案を行うことを目的とする.
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