空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
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令和元年度大会(札幌)学術講演論文集 第7巻 空気質 編
セッションID: G-40
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三点比較式臭袋法における吸入濃度に基づく最適吸引法に関する研究 (その9)顔および鼻腔の詳細モデルを用いた検臭臭気の吸引濃度評価
*中山 樹生堀江 昌朗竹村 明久
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抄録

悪臭防止法で定める臭気の濃度測定手法である三点比較式臭袋法について、袋内の臭気濃度により近い鼻腔への吸引濃度を達成できる吸引方法の検討を目指して、顔と鼻腔内部を詳細に表現したモデルに基づく三点比較式臭袋法における臭気の吸引濃度予測について実施した。詳細モデルで得られた傾向は簡易モデルと類似し、吸引終了までに袋から排出する臭気量が多いと臭気の吸引割合が高いことが分かった。

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© 2019 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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