主催: 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
会議名: 令和2年度空気調和・衛生工学会大会(オンライン)
開催地: オンライン
開催日: 2020/09/09 - 2020/09/30
住宅実験棟を対象にトレーサーガス法を模擬した風洞実験とCFD解析を実施した。風洞実験のN, S以外の風向では、室内平均濃度が大きく変わらず自然換気量はおおよそ同じである。CFD解析のN, S風向では開口部の平均的な外気流入がほぼなく、室内平均濃度が高い。また、開口部での平均風速と室内の代表点における平均濃度に関して、風洞実験とCFD解析の結果を比較し、多くの風向で両者がよく一致するものの、平均風速ではほぼ0となる風向N, Sでは、CFD解析値の濃度が実験よりも高くなることが分かった。