空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
Online ISSN : 2424-2179
Print ISSN : 1880-3806
ISSN-L : 1880-3806
令和4年度大会(神戸)学術講演論文集 第4巻 通風・換気 編
セッションID: I-24
会議情報

感染症対策を踏まえた住宅のデマンド換気制御に関する研究 -CO2濃度を用いた換気制御法に関する実験-
*山崎 佑基菊田 弘輝林 基哉
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため、厚生労働省は1人当たり30m3/hの換気を推奨しており、建築物衛生法における室内CO2濃度1000ppmが利用されている。この換気量を確保する方法として、CO2濃度をリアルタイムに測定し、その濃度に応じて換気量を変化させるデマンド換気制御がある。しかし、この換気制御は住宅での採用例はほとんど見られない。そこで本研究では、実験室においてCO2排出量を制御し、住宅におけるデマンド換気制御の可能性を検証した。

著者関連情報
© 2022 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top