空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
Online ISSN : 2424-2179
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令和4年度大会(神戸)学術講演論文集 第7巻 空気質 編
セッションID: E-53
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呼吸関連活動時に発生する飛沫・エアロゾル濃度と相対的な感染リスクの評価
*古澤 明里朱倉渕 隆金 政一李 時桓田口 遥樹李 彦
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抄録

COVID-19による感染リスクを低減させるため、感染リスクの定量的な評価が求められている。空気感染は感染者からの飛沫の吸入によって起こるため、エアロゾルの飛沫濃度や粒径分布を把握することが重要である。本研究では、様々な呼気活動によって発生する飛沫のサイズ分布を調べ、先行研究との比較を行い簡易測定法の整合性を検証した。quanta生成率は、感染リスクの評価方法の一つである。それを求める式の変数のうち、環境工学分野で測定可能な飛沫濃度と吸入速度を測定し、その積から様々な呼気活動ごとの相対的な感染リスクを求める。

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© 2022 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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