空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
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令和5年度大会(福井)学術講演論文集 第6巻 温熱環境評価 編
セッションID: F-77
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健康リスクの予防・健康増進を目指した住宅用空調設備の開発 (第13報)空間分布に対する熱供給効率を考慮した省エネルギー性評価方法の開発
*稲川 源規高島 伸成佐々木 謙東海林 孝騎林 立也
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抄録

既報にて提案した住宅の居間における健康に関する熱・空気環境評価手法に省エネルギー評価指標を加えることを目指し、新しく「追加投入能力Q’」という数値を定義した。既存の空調機器の省エネルギー指標であるAPFに対し、室の空間的な温度・流れ場の分布を考慮し、かつ快適で健康な空間を保つために空調機器に必要な追加のエネルギーを新たに評価した指標である。これにより、省エネルギーで快適な空間を形成する空調機器開発条件を検討することが可能であると考える。

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© 2023 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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