空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
Online ISSN : 2424-2179
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令和5年度大会(福井)学術講演論文集 第8巻 性能検証・実態調査 編
セッションID: H-8
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躯体熱容量と自然エネルギーを活用したBCP機能を兼ね備える環境建築に関する研究 (第4報)レジリエンス性能向上とGHG排出量削減の両立
*久保木 真俊村松 宏富樫 英介
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キーワード: 躯体蓄熱, TABS, レジリエンス
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抄録

1)自然エネルギー・資源として井水を活用することが、非常時の給水機能維持や温熱環境緩和に寄与することを確認した。 2)TABSによる躯体蓄熱導入で、発災時、空調停止後の自然室温変動が緩和される効果を検証した。 3)井水熱、自然換気・ナイトパージ、TABSによる高効率空調導入等による省CO2、井水活用による省資源運用が実現されていることを確認した。 4)熱源容量縮小等による、新築、修繕、改修、及び冷媒漏洩時におけるGHG排出量削減効果を試算した。

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© 2023 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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