福岡大学病院 卒後研修センター
福岡大学医学部 心臓・血管内科学
福岡大学病院 卒後研修センター 福岡大学医学部 心臓・血管内科学
2021 年 53 巻 4 号 p. 364-367
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症例は66歳男性,主訴は右第5趾潰瘍であった.血小板数220×104/μLと本態性血小板血症の併存疾患があり,下肢血管造影検査にて,corkscrew signや末梢血管の先細りといった閉塞性血栓性血管炎様の所見を認めた.したがって,閉塞性血栓性血管炎様の病態に本態性血小板血症由来の微小血栓性が複合的に関与して虚血性潰瘍を呈した可能性が考えられた.
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