東京大学医学部第3内科
1995 年 27 巻 12 号 p. 1109-1118
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
心筋細胞は出生後分裂を停止し,2度と分裂能を獲得することがないため,心筋梗塞などでいったん細胞が死ぬと心機能不全を招来する.そこでもし線維芽細胞を心筋細胞へ分化させたり,心筋細胞に分裂能を付与することができれぼ心不全死を少なくすることが可能となろう.現在のところはいまだ不可能であるが,心筋の分化や増殖の機序を理解することによって将来的には可能となると思われる.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら