スチレンオリゴマーの内分泌撹乱作用に関する生物学的評価 (第2報)

東 幸雅; 信原 陽一; 伊達 勝廣; 大野 克利; 田中 和永; 平野 哲; 小林 和浩; 櫻井 敬展; 千葉 勝; 山田 敏広

doi:10.3358/shokueishi.41.109

報文

スチレンオリゴマーの内分泌撹乱作用に関する生物学的評価 (第2報)

東幸雅, 信原陽一, 伊達勝廣, 大野克利, 田中和永, 平野哲, 小林和浩, 櫻井敬展, 千葉勝, 山田敏広

著者情報

東幸雅
日清食品 (株) 中央研究所
信原陽一
日清食品 (株) 中央研究所
伊達勝廣
日清食品 (株) 中央研究所
大野克利
日清食品 (株) 中央研究所
田中和永
日清食品 (株) 中央研究所
平野哲
日清食品 (株) 中央研究所
小林和浩
日清食品 (株) 中央研究所
櫻井敬展
日清食品 (株) 中央研究所
千葉勝
日清食品 (株) 中央研究所
山田敏広
日清食品 (株) 中央研究所

キーワード: カップ麺容器, スチレンモノマー, スチレンダイマー, スチレントリマー, エストロゲン受容体, アンドロゲン受容体, 甲状腺ホルモン受容体, 去勢雄ラット反応試験, 血清プロラクチン

ジャーナルフリー

2000 年 41 巻 2 号 p. 109-115

DOI https://doi.org/10.3358/shokueishi.41.109

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抄録

スチレンオリゴマーの内分泌撹乱作用の有無を検証することを目的として, スチレンモノマー (SM), ダイマー (SD) 3検体及びトリマー (ST) 2検体に, 新たに構造決定がなされたST1検体を加え, エストロゲン受容体結合試験, アンドロゲン受容体結合試験, 甲状腺ホルモン受容体結合試験, 去勢雄ラット反応試験及びラット血清プロラクチン濃度試験を行った. その結果, これらのSM, SD及びSTはいずれの試験項目において有意な作用を示さず, 内分泌撹乱作用を有さないものと推察された.

責任著者(Corresponding author)

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