食品衛生学雑誌
Online ISSN : 1882-1006
Print ISSN : 0015-6426
ISSN-L : 0015-6426
妥当性評価
小麦中のデオキシニバレノールおよびニバレノールのLC-UVおよびLC-MSによる同時分析法の試験室間共同試験
青山 幸二明石 肇望月 直樹伊藤 勇二宮下 隆李 秀馨小木曽 基樹前田 守甲斐 茂美田中 宏樹法月 廣子平岡 久明田中 敏嗣石黒 瑛一伊藤 嘉典永山 敏廣中島 正博内藤 成弘小西 良子
著者情報
ジャーナル フリー

2012 年 53 巻 3 号 p. 152-156

詳細
抄録
小麦中のデオキシニバレノール(DON)およびニバレノール(NIV)のLC-UVおよびLC-MS(/MS)を用いた同時分析法を評価するために,11試験室で共同試験を実施した.精製には多機能カラムを用い,試料としてDON,NIV添加小麦3試料(0.1,0.5および1 mg/kg),自然汚染小麦1試料および非汚染小麦1試料を用いた.回収率はDONが90~110%,NIVが76~83%であった.DONにおける室内再現性の相対標準偏差(RSDr)は7.6%以下,室間再現性の相対標準偏差(RSDr)は25.2%以下,NIVにおけるRSDrおよびRSDrはそれぞれ10.7%以下,31.4%以下であった.HorRatは0.4~1.4であり,いずれの方法も公定法として利用可能であることが示唆された.
著者関連情報
© 2012 公益社団法人 日本食品衛生学会
前の記事
feedback
Top