食品衛生学雑誌
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遺伝子組換えトウモロコシMIR162の系統特異的定量検知法の開発および妥当性確認
高畠 令王奈増渕 友子布藤 聡峯岸 恭孝野口 秋雄近藤 一成手島 玲子倉嶋 たけ代真野 潤一橘田 和美
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2014 年 55 巻 5 号 p. 205-209

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抄録

遺伝子組換えトウモロコシMIR162系統のリアルタイムPCRを用いた系統特異的定量分析法を開発した.本定量分析法用標準プラスミドを調製し,DNAのコピー数比から重量混合比へ換算するための係数である内標比を実験的に決定した.さらに,試験室間共同試験によるブラインド定量試験を実施し,分析法の性能を評価したところ,定量下限値は0.5%以下と見積もられ,偏差は25%未満,室間再現性は20%を下回る良好な結果が得られた.以上の結果から,本分析法が,実際の検査に適用可能であることが示された.

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© 2014 公益社団法人 日本食品衛生学会
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