食品衛生学雑誌
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プラスチック容器包装に関する衛生学的研究 (第2報)
食品中のスチレンモノマーの分析
丹 茂岡田 太郎
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1978 年 19 巻 2 号 p. 172-177_1

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抄録

ポリスチレンから食品中へ移行するスチレンモノマー (SM) およびエチルベンゼン (EB) の分析法を検討した. 分離装置は改良した精油定量器を, 抽出溶媒としてn-ペンタンを用い, 60分間加熱蒸留し, n-ペンタン層を試験溶液としてマスフラグメントグラフィーにより定量した. 本法によるSMを含めた揮発性成分の回収率は乳酸菌飲料, カップめん (液体部分) 共に良好であった. また本法によると, 分析時間が短縮でき, 妨害物質が存在しても定量可能である.

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© 社団法人 日本食品衛生学会
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