食品衛生学雑誌
Online ISSN : 1882-1006
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各種界面活性剤の細菌発育阻止効果に関する検討
小谷 新太郎千葉 裕典千葉 昭二内田 和子田中 平夫
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1966 年 7 巻 6 号 p. 503-507_1

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抄録

非イオン, 陰イオン, 陽イオンおよび両性界面活性剤の発育阻止効果について E. coli, Staphylococcus aureus, B. subtilis を用いて検討を行なった. 非イオンは, 阻止効果が認められず, 陰イオンは E. coli 以外の2種に対して1920倍まで効果があった. 陽イオンは B. subtilisStaphylococcus に対し30, 720倍でも効果があった. 両性では B. subtilis には960倍, Staphylococcus には480倍で効果があったが E. coli には60倍以下であった. 非イオン10%, 陽イオン10%, 両性1%の混合は, 石炭酸係数170で両性を15%に増しても係数に変りはなかった.

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© 社団法人 日本食品衛生学会
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