国立病院機構 岡山医療センター耳鼻咽喉科
岡山大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科
2013 年 34 巻 1 号 p. 48-52
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1 歳 6 カ月男児の左上顎骨に発生した歯原性粘液腫を経験した。粘液腫は良性の疾患であるが,病変の完全切除のために時には拡大切除を要する。今回は顎顔面の成長と術後の整容および機能を考慮して,上顎骨および上顎洞粘膜,眼窩下神経を温存した摘出・掻破術を行い順調な経過をたどった。本疾患において手術治療を行った国内最年少例として報告する。
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