電源と有線でつながっている電気工具を使用してある種の作業を行う工程において、作業手順の確認、作業者の作業フロー管理を確実に行わなくてはならない場合、従来作業者自身の自己申告と自己管理に任されていることが多い。この場合の人的ミスを監視して作業の確実性をさらに高めるためには、情報機器を導入して一括管理をする必要がある。そのために最も必要である工具の局地的位置情報を得るために、直接波の超音波による3次元測位を行う。本論文では、直接波の超音波による3次元測位から視覚的な電動工具の位置確認までの基礎研究を報告する。