室内環境
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総説
感染症対策も視野に入れたCFD活用室内換気設計
加藤 信介
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2020 年 23 巻 3 号 p. 251-260

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抄録
室内の換気設計には, “ 全般換気”と “ 局所換気”という概念がある。 “ 全般換気”は, 室内空気による汚染物質の運搬・輸送に関して, あまり注意を払わず, 汚染物質と室内空気のかき混ぜ能力(混合能力)に注意を払う。 “ 局所換気”は, 室内の空気の動き(室内気流)による汚染物質の運搬・輸送に大きな関心を払う。室内の空気の流れを数値流体力学(以後:CFD)で解析する場合, 前者に関しては, 混合能力不足により室内で生じる不均一性状の解析が目的となる。後者に関しては, 室内気流により意図した運搬・輸送性状が達成されているか否かを不均一性状とともに解析する。CFD解析, もっぱら後者の気流による運搬・輸送解析, すなわち, 局所換気の合理的な設計に, 最も威力を発揮する。
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© 2020 一般社団法人 室内環境学会
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