抄録
安全・安心な空気の提供,適切な空気質制御のモニタリングを目的として,バス車室内の空気質の見える化を進めている。空気質の見える化には,ガスセンサを用いた化学物質の連続モニタリングが必要になる。ところが,ガスセンサの基本性能や使用方法に関する情報は十分とは言えない。本研究では,ガスセンサの標準的な評価方法を制定するための基礎検討を実施した。本稿では,ガスセンサの応答信号に影響を及ぼすガス配管由来の揮発成分および室内空気中の揮発性有機化合物について,その成分および除去方法について報告する。また,精密な湿度調整のための水蒸気発生システムの構築についても報告する。