室内環境
Online ISSN : 2186-4322
Print ISSN : 1882-0395
ISSN-L : 1882-0395
技術資料
バス車室内の微生物の評価法と菌叢
橋本 一浩 井上 悠一郎達 晃一
著者情報
キーワード: バス, カビ, 細菌
ジャーナル 認証あり

2025 年 28 巻 2 号 p. 169-173

詳細
抄録
日本のバス車室内における微生物叢の報告事例は非常に少ない。今回,路線バス・観光バスの車室内において室内浮遊菌や空調内の付着菌を測定した。空調offでの状態では,浮遊カビ数(DG18培地)の平均は280 cfu/m3,細菌数(SCD培地)は平均290 cfu/m3であった。浮遊カビはCladosporium属が多く外気の影響を大きく受けている様子で,車室内発生と考えられるカビは少なかった。空調の熱交換器表面の付着菌は酵母様の真菌が多く,Aspergillus属やPeniciliium属は検出されず,家庭用エアコンとは菌叢が異なると考えられた。
著者関連情報
© 2025 一般社団法人 室内環境学会
前の記事 次の記事
feedback
Top