蚕糸科学研究所
鐘紡株式会社
1993 年 2 巻 p. 38-45
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絹紡糸、生糸を経糸として、緯糸には繊度および構成の異なるネットロウシルクを織り込んでシャンタンを試作し、外観・風合い・ドレープ性などの観察評価から適合する経・緯糸の組合せを検討した。その結果、ネットロウシルク150d~200dを緯糸とする場合には、経糸に絹紡糸72/2を使うことにより、外観・風合いの良好なシャンタンを製造できることがわかった。また、織段の分解調査により、繭糸の解じょ糸長および繭糸の繊度開差が織段の幅および程度に関係の深いことを確認した。
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