2019 年 3 巻 p. 56-60
クライシスコミュニケーション(危機管理広報)は、ダメージコントロールの中でもメッセージの組み立て、表現力に重点を置いた考え方であり、広報PR業界では説明責任を果たす活動として確立した手法がある。しかしながら、印象管理の観点では謝罪時の服装や非言語コミュニケーションについてのスキルは不足している。そこで、2015 年に「外見リスクマネジメント」を提唱し、研究を重ねてきた。今回、リスクマネジメント国際規格ISO31000 をフレームワークとし、マイクロラーニングの考え方とツールを活用して取り組んでいるプログラムを発表する。