総合危機管理
Online ISSN : 2432-8731
大規模空港の危機管理から
柴田 伊冊
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2020 年 4 巻 p. 59-64

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抄録
大規模空港は、一つの社会を形成している。その社会の危機管理の実施とは、どのようなものなのか。その考え方と実際を紹介する。紹介では、成田国際空港の27年間の勤務経験から、今後のあるべき姿を示す。焦点は、それぞれの組織の合理性と、空港という小社会の合理性に接点があるか、否かになる。具体的には、安全管理から始まり、危機管理の現状に至るもので、抽象論の展開ではなく、経験則による報告である。
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© 2020 総合危機管理学会
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