2024 年 24 巻 p. 31-37
法人化前の日本女性科学者の会は、本部と支部の組織で構成され、各支部では独自の活動が盛んであった。SJWSの法人化等、体制変更や事業運営方法の変更により、支部独自の活動は縮小傾向を見せて行った。長期間関西支部理事を務めてきたが、独自の支部活動を継続できなかった反省を含め、支部理事であった当時の意識変化を振り返ってみた。
COVID-19の感染拡大が落ち着いた現状でも、理事会や学術大会等定例活動にはWebの活用が有効である。一方で、新たなブロック活動として、地域行政への貢献活動や女性活躍の人材ネットワーク支援など、学術方面のみならず多様な方面での活躍がSJWSには期待されるのではないだろうか。