高知大学医学部皮膚科学講座
2018 年 32 巻 3 号 p. 249-255
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
ベキサロテンはレチノイドX受容体アゴニストであり,皮膚T細胞性リンパ腫に対して日本では2016年4月から使用可能となった。ベキサロテンは脂質異常症や甲状腺機能低下の副作用が多く報告されており,初期投与量の設定が難しい。我々は,6例(男性4名,女性2名,平均年齢57.6歳)に対して投与を行い,治療効果はそれぞれ,部分奏効3例で,進行2例,不変1例であった。今回我々は,タルグレチン投与による治療効果および副作用について検討した。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら