Skin Cancer
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一般演題
再発性下口唇疣状癌に対してpeplomycin動注療法を行った1例
竹島 良輔, 田中 隆光, 向井 慶, 鎌田 昌洋, 大西 誉光, 山本 真由, 近藤 浩史, 笹島 ゆう子, 立花 弘之, 多田 弥生
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2022 年 37 巻 1 号 p. 11-15

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抄録

74歳,女性。右下口唇に1年来徐々に増大する結節あり。21×17 mmの外方増殖性の紅色結節で,表面は乳頭腫状に角化。弾性硬で下床との可動性は良好。頸部リンパ節は触知せず,CTで遠隔転移なし。血清SCC 1.5 ng/mL。生検では核異型の少ない有棘細胞様の細胞からなる乳頭腫状の腫瘍で,外向性の増殖と下方は口輪筋の近くまで圧排進展していた。5 mmマージンで口唇を全層性に切除縫縮。断端は陰性でセンチネルリンパ節転移なし。脳梗塞で来院しなくなったが,術後1年で再発増大し,2年後に再診。下口唇に約3 cm大の紅色でドーム状の疣状腫瘤を形成。頸部リンパ節触知せず,血清SCC正常。両側の浅側頭動脈から透視下で顔面動脈にカテーテルを留置し,左右5 mgずつ1日10 mgでpeplomycinの持続動注を10日間施行。腫瘤は急速に消失し,1年半再発なし。投与2週後に,薬剤性間質性肺炎を合併したが,PSL 40 mgを5 mg/2週で漸減し軽快。

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© 2022 日本皮膚悪性腫瘍学会
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