Skin Cancer
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顔面に生じた悪性ラブドイド腫瘍の1例
石田 和加濱田 正明酒井 剛関谷 政雄
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2006 年 21 巻 3 号 p. 306-309

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抄録
症例は87歳女性。平成12年9月に傍矢状洞部髄膜腫にて手術を施行されている。平成17年5月に右こめかみに紅色丘疹が出現した。急速に拡大し, 潰瘍化し, 7月からは膿汁分泌も伴うようになった。9月上旬に近医皮膚科を受診し, 有棘細胞癌を疑われ, 当科で切除術を施行した。病理組織所見では, HE染色にて核分裂像, 好酸性封入体様構造を示すラブドイド細胞のシート状の増生を認めた。免疫染色ではcytokeratin7, vimentinが陽性で, desmin, S-100蛋白は陰性であり, 悪性ラブドイド腫瘍と診断した。既往症の髄膜腫とは組織像が異なり, 髄膜腫の転移は否定的であった。外来にて経過観察中であるが, 現在のところ転移や再発は認めていない。
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© 日本皮膚悪性腫瘍学会
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