抄録
62歳, 男性。右大腿屈側原発の有棘細胞癌にて平成17年5月当科初診。術前造影MRIにて大腿二頭筋間に約1cm大の腫瘤あり, 病理組織学的に有棘細胞癌 (StageIII (N1) ) のリンパ節転移と診断した。
Interval nodeとは, 一般に認識されている領域リンパ節と原発巣の間にあるリンパ管に沿って存在するリンパ節を指し, 下肢では少ないとされる。これまでに大腿二頭筋間のリンパ節ではinterval nodeの報告はないが, 自験例における大腿二頭筋間リンパ節を解剖学的な位置関係からinterval nodeと考えた。