徳島大学歯学部第2口腔外科学教室
1992 年 7 巻 1 号 p. 50-57
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癌細胞の分化誘導療法は, 白血病の治療法として最初開発され, その有用性が示唆されている。一方, 固形癌の分化誘導療法では神経芽腫, 消化器癌, 唾液腺癌において臨床試験あるいは前臨床試験の報告がなされている。本稿においては, ヒト唾液腺癌細胞を用いて従来我々が行っている唾液腺における細胞分化の制御機構と唾液腺癌の分化誘導療法に関する研究について概括する。
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