バイオメカニズム学会誌
Print ISSN : 0285-0885
解説
反射運動と理学療法(<特集>運動の制御と評価における反射活動)
柳澤 健
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1999 年 23 巻 3 号 p. 172-175

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抄録
理学療法の評価や治療に反射運動が利用される.反射運動は刺激(入力)に対して不随意な応答(出力)を得る.このような反射における入力と出力の関係が理学療法,特に運動療法にどのように関わっているかについて論述する.本稿では,脊髄反射(伸張反射,同側性伸筋反射,交叉性反射,前肢後肢反射)と姿勢反射(陽性支持反応,緊張性頸反射,緊張性迷路反射,立ち直り反応,バランス反応)の具体的な理学療法への応用について概説を加える.
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© 1999 バイオメカニズム学会
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