東京工業大学大学院理工学研究科
2012 年 36 巻 1 号 p. 22-27
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超音波断層装置を用いた医用診断は大きな成果をあげ,超音波診断装置は非常に普及しているが,断層画像を用いた診断には医師の経験や熟練に依存する部分がある.生体の音響特性を利用し定量的な診断情報を得ようとする試みも行われてはいるが,生体組織の大きな特徴である不均一な構造は十分に考慮されておらず有用な定量診断情報には今一歩届いていないのが現状である.本解説では,超音波を用いた定量診断技術の現状と3 次元情報を用いた肝臓疾患の定量化手法について紹介する.
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