早稲田大学人間科学部
1992 年 25 巻 4 号 p. 56-61
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柔道は,明治時代の初めに,嘉納治五郎がそれまでおこなわれていた柔術を,当時の欧米の中心的教育思想であった三育主義教育をモデルにして,独特の「近代教育的な日本のエスニック・スポーツ」に体系化しなおしたものである. 本論は,この柔道が国内に普及し,また世界に拡散して国際化してゆく過程を反省して,柔道が国際化しえた要因について考えようとするものである.
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