筑波大学社会科学系
1995 年 28 巻 3 号 p. 37-48
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政策評価の方法にはさまざまな問題があり,産業政策を厳密に評価することは困難である.産業の発展に対する産業政策の一般的な効果については一概には何ともいえない.通産省の政策手段を行政指導を含めて個別に分析すると,情報というソフトな手段が特徴となっており,産業政策は市場を補完する機能を果たしていることがわかる.これまで行政指導を機能させてきた政治・行政システムは,今後さまざまな変革を求められよう.
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