大阪市立大学経済研究所
2002 年 35 巻 3 号 p. 49-56
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上場企業とベンチャー企業の特許活動を業種別に分析した結果,機械系メーカーについては,保有する特許総数が利益に貢献していた.化学系メーカーではそうした関係はなく,特許1 件ごとの質的重みが重要であることを示唆している.また,若干のヒアリング調査結果から,ベンチャー企業や中小企業は新製品ができてから特許申請する形態が多く,日常的な事業に直結した特許を保有できるかどうかが競争優位を左右していると思われた.
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