芦屋大学教育学部産業教育学科
2006 年 39 巻 4 号 p. 56-68
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
本稿の目的は,東大阪地域の金型産業の事例研究を通じて,産業集積が存続してきた理由を検討することである.金型産業では需要変動に対応するために,独自の取引の仕組みが存在する.さらに,その形成プロセスでは,既存企業から放出された人材が,取引の仕組みの中に組み込まれる形で創業を行っていた.産業集積が存続してきた背景には,取引の仕組みと創業が密接に関係している可能性がある.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら