東京経済大学コミュニケーション学部
2007 年 41 巻 1 号 p. 26-37
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
オンライン・コミュニティの研究では,ユーザーをRAMとROMという二層構造で捉えた上で,ROMをフリーライダーと見なす傾向が強かった.しかし研究者たちのこの認識は,コミュニティの事業化模索過程で事業者のそれとは大きく乖離した.また近年の技術革新の相乗効果により,価値観とアーキテクチャという新たな二層構造が事業者に認識されつつあり,今後はこの枠組がオンライン・コミュニティの実社会への貢献を考察する上で重要になると考えられる.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら