名古屋大学大学院国際開発研究科
2011 年 45 巻 2 号 p. 16-27
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本稿は,WTO加盟後10年を経て,中国の法制度が,WTOルールに体現されるグローバル・スタンダードにどの程度接近し,経営環境がどの程度改善されたと評価されるか,法整備状況や紛争事例の分析を通じて検討する.胡錦濤政権下での改革開放の停滞と国家積極主義の結果,中国はむしろ中国的特色のある法制度に向かっていると言わざるを得ない.
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