横浜国立大学経営学部
2012 年 45 巻 3 号 p. 35-48
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本研究は,日産自動車株式会社における研究開発拠点の分離と集約を事例に,物理的近接性(コロケーション)の逆機能が発生するメカニズムついて考察するものである.考察の結果として,「物理的な近接性がある場合,部門間パワーの格差があればあるほど,また,部門間に信頼がないほど,コロケーションによる部門間の連携よりも,パワー優位部門の業務が優先されてしまうコロケーションの逆機能」が発生する論理を提示する.
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