専修大学経営学部
2012 年 46 巻 1 号 p. 28-45
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本論文は,個人が自らの自由な選択で雇用契約を結び「個人」から「従業員」へと身分が変わる時,個人が享受する自由にどのような変化が生じるのかに注目する.具体的には,現代の自由観念の中心にある「消極的自由」と「積極的自由」との枠組みの下で,組織内で個人の自由はどのような歴史を経験してきたのか,なぜ組織で働く人々は自由を叫ばないのか,組織内で個人の自由はどのように議論・研究されてきたのか,組織内で個人の自由を拡大するためには何が必要なのかに焦点を当てる.
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