名古屋商科大学大学院マネジメント研究科
筑波大学ビジネスサイエンス系
2018 年 52 巻 1 号 p. 4-17
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多角化戦略において,内部投資に対する外部投資(M&A投資)の比率がどのように企業業績に影響するかを検証するために,傾向スコア・マッチング法によって環境因子を調整したデータセットを構築し,重回帰分析を行った.推定結果から,多角化度が高い場合,M&A投資比率はROICに統計的有意にプラス効果を示すが,多角化度が低い場合には,M&A投資比率は統計的有意にマイナス効果を示すことが明らかになった.
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