島根県立中央病院医学雑誌
Online ISSN : 2435-0710
Print ISSN : 0289-5455
CE の透析患者受け持ち制導入1年後の評価
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2019 年 43 巻 p. 13-16

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抄録
血液浄化室に勤務する臨床工学技士(以下CE)に対し受け持ち患者を設け、専門性を活 かした患者介入を開始した。受け持ち制を導入し1年が経過したことを機に、CEおよび看護師に対 しアンケートを実施した。アンケートの結果、全てのスタッフから受け持ち制導入について良かっ たという回答が得られた。CE受け持ち制導入により、CE、看護師の専門性を活かしチームとして の患者管理が可能となったことがスタッフの満足度向上につながったと考える。担当患者以外の理 解が希薄になること、知識・スキルの格差があることが問題点であり、カンファレンスでの情報共 有や経験年数の浅いスタッフのスキルアップを行っていく必要がある。
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© 2019 島根県立中央病院
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