島根県立中央病院医学雑誌
Online ISSN : 2435-0710
Print ISSN : 0289-5455
外来リーダー看護師の語りから導き出された実践能力
山本 亜希加藤 麻衣子奥野 映子
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2019 年 43 巻 p. 41-45

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抄録
本研究は、外来看護の核となる外来リーダー看護師(以下、リーダー看護師)の実践能 力を明らかにすることを目的として、リーダー看護師経験のある4名を対象としフォーカス・グ ループ・インタビューを行った。その結果、リーダー看護師から語られた実践能力として【看護師 間で患者・家族の状態を共有し支援に繋げる力】【患者の安全を守るために調整する力】【患者や看 護師の状況に応じ業務調整を図る力】【医師、看護師とコミュニケーションを図り、協働する力】【看 護師の考え、意欲、姿勢を認め、自律を支える力】【リフレクションし、リーダーとして成長する力】 が明らかになった。外来患者層は高齢化や重症化が進み、高度な医療の導入など外来看護が対応す る課題は増加している。変貌を辿る外来医療に少しでも柔軟に対応するために、リーダー看護師が 果たす役割は大きく、リーダー看護師の人材育成が不可欠であると考える。
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© 2019 島根県立中央病院
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