島根県立中央病院医学雑誌
Online ISSN : 2435-0710
Print ISSN : 0289-5455
3度の開心術後遠隔期に生じた 巨大上行大動脈瘤に対する外科治療
花田 智樹金築 一摩上平 聡山内 正信
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2019 年 43 巻 p. 47-50

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抄録
患者は41歳、男性。3歳時に心室中隔欠損閉鎖術と動脈管結紮術を施行されたが、心室 中隔の短絡遺残にて術後約1カ月で再手術を施行された。また6歳児に感染性心内膜炎にて大動脈 弁置換術を施行された。今回突然の呼吸困難と顔面浮腫にて当院を受診し、CTにて最大径13cmの 上行大動脈瘤を認めた。手術では、大腿動静脈の送脱血による全身冷却と両側総頸動脈を確保した 後に開胸を行い、人工弁を残して大動脈基部再建術を行った。術後低心拍出量症候群のため、一時 的なPercutaneous cardiopulmonary support(PCPS)によるサポートが必要であったが、術後71日目に 軽快退院となった。
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© 2019 島根県立中央病院
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