島根県立中央病院医学雑誌
Online ISSN : 2435-0710
Print ISSN : 0289-5455
島根県立中央病院における臨床研究・治験事務局業務の効率化
島田 杏子安食 綾子青木 裕子目黒 昌美石田 こずえ別所 一房美安食 健一徳家 敦夫小阪 真二
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キーワード: 臨床研究
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2019 年 43 巻 p. 35-39

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抄録
【目的】当院では、臨床研究・治験を推進するため2011年に「臨床研究・治験推進チーム」 (以下、チーム)を本格稼働させた。  チームは医師、看護師、薬剤師等、多職種で構成され臨床研究・治験審査委員会(以下、IRB)で の審議・迅速審査の振分け等を行っている。審議件数増加に伴い、業務の効率化を図るため、2013 年頃より「連絡メモ」を作成し事前に研究者へ文書で助言を行い、IRB前に対応を求めた。チーム の取り組み状況や連絡メモの内容、効果につき報告する。   【方法】2015年4月1日から2017年3月31日に、チームで事前確認した臨床研究等の件数、確認 後の「連絡メモ」の作成件数、内容等を集計した。 【結果】「連絡メモ」の作成件数および作成率は、臨床研究では2015年度34件(50.7%)、2016年 度39件(54.2%)、2017年度44件(48.9%)であった。製造販売後調査では2015年度8件(66.7%)、 2016年度18件(84.6%)、2017年度18件(90.9%)、保険適用外診療では2017年度に2件のみで、作 成率は5.1%であった。「連絡メモ」の内容は研究計画書の内容に関することが最も多く、いずれの 年度も約半数を占めた。   【考察、結語】「連絡メモ」により、事前に研究者が研究計画や同意説明文書等の見直し等を行う ことで、IRBでの審査を円滑に進めることができ、業務の効率化につながった。
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© 2019 島根県立中央病院
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